2012年9月発売。
DEN助氏の2冊目。
カバーを見る限り、巨乳フェチにはあまり見えない。だが、裏表紙を見ると……?
思い切り巨乳フェチなのだ。
作品は決してボーイミーツガールではない。
前半4本は、インモラルもの。
後半4本は、痴漢特急。特急を舞台にした凌辱痴漢ものだ。
舞台は、学園、家庭、野外、撮影会場、寝台特急。ヒロインは、女子高生、大学生、アイドル、母。
「私の終わる日」では、女子高生は、学校でこっそりオナニーしていたところをクラスメイトに目撃されてしまう。以来、毎日精液をかけられている。なんとか終わりにしようと「少しだけだったら身体をさわってもいいから、もう今日で終わりにしてくれないかな?」と持ちかけるのだが……。
一番力が入っているのは、4連作の「痴漢特急」だ。
ヒロインは、18〜19歳の女の子たち3人。
友達同士で旅行に出掛けた帰り。大きなパノラマ車両があるというので、出掛けようということになる。2人が席に出掛け、1人は席で更衣。
そこへ車掌が現れる。嘘をついて身体検査を行い、そのまま豊かなバストに手を……。
ここで早とちりしてはいけない。
凌辱ものだな、おれの趣味じゃないや。
ちょっと待て!
ヒロインは全員、巨乳&爆乳。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
乳吸い12(挿入中8)・乳揺れ10・乳揉み4(すべて挿入中)・乳首責め3(挿入中2)・パイズリ1(射精なし)。合計30。
「巨乳フェチ度=オッパイ星人への推奨度」は、最高のSランク。
オッパイ星人で必携の書だ。
帯にもそれを示すカットがある。
膣とアナルを同時に犯すシーンだが、しっかりとオッパイにしゃぶりついている。ヒロインの表情もいい。
本書で際立っているのは、乳吸いだ。
圧巻は7カット連続の乳吸い。女子高生がちびのクラスメイトにしゃぶりつかれる場面から、思い切り感じてゾクゾクふるふる場面、咥えられる乳首のクローズショットが描かれている。
おまけにダブル乳吸いが4回もある。これは凄いことだ。
「痴漢特急」でも、乳房を吸われるシーン、乳房を揉まれるシーンが何度も登場してオッパイ星人を刺激してくれる。
唯一残念なのは、ただ1回のパイズリが射精なしで終わっていることぐらいだ。
それでも、買って損したという気分にはなるまい。むしろ、こう思うはずだ。この著者の最初の作品「ハニースポット」も買ってみようと。
凌辱が苦手というオッパイ星人にもお薦めしたい一冊だ。
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