『えろちち』は、天誅丸氏4冊目の単行本。
天誅丸氏といえば、重力に引かれて重々しく垂れ下がった垂れ乳。推定バストJカップ以上、垂れ乳の重量感の描写に、天誅丸氏のパトスがこもっている。本書『えろちち』でも、お腹近くまで垂れ下がった重量感あふれる爆乳のフォルム描写を堪能することができる。特に素晴らしいのが、四つん這いになって垂れ下がった乳房だ。それを前アングルからも、横アングルからもフェティシズムたっぷりに描いてくれているのだ。
お話は、色々だ。
生徒のエッチな申し出を断れない女教師の話。双子の片割れと間違われて彼氏とやっちゃう話。AV出演歴のある義姉とエッチする話。登山で迷子になった二人が立ち寄った山小屋で身体をあたためるためにセックスするお話。
『えろちち』全編にわたって、重量感あふれる、ずっしりと重々しく垂れ下がった爆乳のフォルムがフェチたっぷりに描かれている。この垂れ乳へのフォルムへの執念は、まさにオッパイ星人のものである。
勿論、フォルム描写だけではない。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上、乳揺れの場合は1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
乳首責め5(挿入中1)・乳吸い4・パイズリ3(すべて射精)・乳揺れ1。合計、13。
「推奨ランク=巨乳フェチプレイ充実度」は、Bランク。オッパイ好きなら満足できるレベル。
驚くのは、乳揉みがまったくないということ。対して乳首責めと乳吸いは充実している。パイズリも、すべて射精で終わっているのはポイントが高い。馬乗りになって乳首を引っ張りながらするパイズリが特にエロイ。ただ、純粋な巨乳プレイの充実からすると、『セレブの誘惑』の方がオッパイ星人にはうれしいだろう。
オッパイ星人でも充分に満足できるレベルだ。
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