『誘惑したいカラダ』
みたくるみ

●乳シズム 4
●推奨ランク B
●フェチ嗜好 パイズリ,乳揉み,乳首いじり

2008年3月発売。みたくるみ氏処女単行本。まずは発売おめでとうございます。単行本が出ることは、何よりもすばらしいことです。
というわけで、内容。巨乳プレイ的には、パイズリが一番多いが、回数は3。しかし、そのうちの2回が非常にいい。
1回目では「オッパイが離れないのぉ」なんてうそぶきながら女の子がねっちりとパイズリをしてくれている。2回目では、パイズリしているヒロインを背面肩越しに斜め上アングルから捉えたり、他にも色々とアングルを変えてパイズリを描写したりと、非常にフェチの高さとこだわりの強さを見せつけてくれている。こういう多彩なアングルをパイズリやオッパイに対してしてくれると、オッパイ星人はうれしくなっちゃうね。この人凄い、と思ってしまう。挟まれている気持ちよさ、挟んでいる感じがしっかり出ていて、実にいいパイズリだ。
このレベルのパイズリがあと3つそろっていれば、間違いなくAランクだったのだが、パイズリはここまで。乳首が感じるという女の子の乳首を責めたて、乳首を一気に引っ張ってイカせちゃうというとってもステキなお話もあるのだけれど、乳首いじりはそれだけ。あとは1カット、1カット、ワンポイントリリーフ的に揉みしだいている程度。オッパイへのこだわり具合が、短編によって著しく異なるのが本書の特徴。処女作ということで、いろんなものを描かされたのだろう。オッパイへのこだわりがあるお話は、きっとみたくるみ氏のリビドーが全開になった時のものに違いない。
オッパイ星人(乳より膣をというディープなオッパイ愛好者)の場合は「もう少しパイズリを!」「もっと乳揉みを連続で!」と思ってしまうかもしれないが、オッパイ好き(乳と膣をというライトなオッパイ愛好者)ならば、充分満足できる一冊ではなかろうか。表紙では巨乳フェチの感じは見抜きづらいが、なかなかオッパイにこだわっているエロ漫画である。氏自身の同人誌はオッパイフェチ度が高そうなので、次回作が非常に楽しみな一人だ。
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