『MAMAMA』
飛龍乱

●乳シズム 3
●推奨ランク B
●フェチ嗜好 乳吸い(母乳),乳首いじり

2008年2月発売。飛龍乱氏31冊目の単行本。値段が高いのは初回限定版のため。『MAMA』のドラマCDが特典として封入されている。セールスが出たからこその特典であり、漫画家にとってはこれほどうれしいことはない。おめでとうございます。
内容は巨乳フェチものというより、ママフェチ、母子相姦もの。父は単身赴任、ヒロインである母親は小学生の息子と二人で生活中。しかし、息子が高熱を出して寝込んでいたとき、看病のついでに息子の射精に遭遇してしまったことから、こっそり息子に薬を盛ってセックスするようになる。そのことに気がついた息子も、こっそり母親に薬を盛って寝ている母親のオッパイを吸い、挿入してしまう。さらに自分がママの行為を知っていることをばらして、それを機に一気にママとのセックスを加速させていく。
収録されている11本のうち、表題作になっている「MAMAMA」は7本だが、その7話の物語に、飛龍乱氏の漲るリビドー、ママに対する強い欲望をひしひしと感じる。巨乳への愛撫は少ないが、そのあふれる母性への欲動で一気に読まされてしまう。迫力のある長編だ。
巨乳フェチ的には、乳吸いが一番多い。ママ=母性ならそなえていてほしい、母乳もしっかり放出されている。その次にフェチが描かれているのは乳首いじりだ。だが、巨乳フェチだけに限定するなら、その数は決して多くない。乳吸いにしても10話のうち半数くらい、それも1回あたり3、4カットで、「乳>膣」を信条とするオッパイ星人にはもの足りなく感じるだろう。「乳=膣」を信条とするオッパイ好きの方が楽しめやすい。巨乳に対するあふれんばかりのリビドーではなく、母親を犯したいという欲望を楽しむために購入するのがお薦め

購入⇒MAMAMA 初回限定版

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