『見つめていいよ』
KEPPI

●乳シズム 4
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 乳吸い,パイズリ,乳揉み,乳首いじり

2005年3月発売。KEPPI氏3冊目の単行本。
 姉好きるKEPPI氏らしく、本書でも11本の短編中6本が姉がメイン(そのうち1つは、恋人同士の姉弟プレイ)。珍しく、兄妹ものも1本、収録されている。0本の短編中、姉のお話が5本と半数を占める。しかし、巨乳プレイ的には前作『ゆーわく』と同じく、乳吸いが断然抜きんでている。KEPPI氏=乳吸いと公式化してもいいほど、乳吸いにはこだわっている。各短編で描かれる回数も、そして費やされるコマ数も、乳揉みや乳首いじり、パイズリよりもずば抜けて多い。しかも、その半数近くがピストン中というのが、また凄い。ここまで挿入中の乳吸いを一冊の単行本にすべり込ませた作家がいただろうか?
特に凄いのが、「〜っすよ」という言葉づかいが特徴的な美紗紀と涼くんとのお話「ARE YOU TOO HOT?」。むぎゅっと爆乳を押しつけたあと、乳首をさわらせること実に3頁。さらにそれにつづいて、二人で乳首を吸い、母乳を分泌させ、乳首をちゅぱちゅぱと吸って母乳をあふされせること3頁。「乳首いじり⇒乳吸い」の2連続コンボに6頁というのは、寡聞にして聞かない。Aランクのエロ漫画でも、通常2頁で終わってしまうところを、その3倍も費やしているのだ。この短編に限っては神レベル、Sランクである。これはほんと凄い。
ただ、短編によって巨乳へのフェティシズムにはばらつきがある。まったく乳房を愛撫しないということは決してないが、1カ所1〜2コマ程度で終わりというものもあれば、パイズリなど含めて7頁も巨乳プレイに費やしているものもある。
パイズリは4回。だいたい1〜2頁だが、そのうち2回は射精がない。これはオッパイ星人としては残念なところだ。全部射精を見たかったと思うところだろう。その代わり、1回がダブルパイズリで2頁も描かれている。短編によってフェティシズムの密度が分散しているけれど、総合的にはAランク――オッパイ星人もオッパイ好きも満足できるレベルの一冊だ。
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