『痴姦電車』
GRIFON

●乳シズム 4
●推奨ランク B
●フェチ嗜好 乳房の爛熟,乳吸い(乳舐め),母乳

2007年11月発売。GRIFON氏17冊目の単行本。ベテランの作家だ。リアルタッチに近い絵柄である。濃密なエロさ、女の体液が薫りそうな肉欲的な、汁感あふれる肉体描写だ。
『痴姦電車』の中心的テーマは、視姦されて感じる女である。収録されている8本の短編すべてがそういうわけではないが、前半は視姦されて感じる女が中心となっている。視られて感じる女、どこか倒錯している女がヒロインである。
登場する女たちは、全員巨乳だ。どれもが表紙にあるような、爛熟したいやらしい乳房をしている。年上も年下も、それは変わりない。爛熟した若い女の痴態と汁感を楽しめるようになっている。
巨乳フェチ的には、乳房の爛熟した感じがいい。GRIFON氏描く巨乳は、弾力たっぷりのロケットオッパイではない。人妻のような、女のエロスがつまったとろけそうな豊満柔乳である。GRIFON氏のリビドーは、いやらしくねっとりとしたボディ、情欲のたっぷりつまったやわらかな乳房に向けられている。
具体的なプレイは、乳吸いにほぼ集中している。全8本中、5本の短編に乳吸いが含まれているのだ。しかも、そのうち2本に母乳がある。特に兄に犯され、揉みしぼられながらミルクを発射する妹がそそる。このシーンの乳吸いは1頁以上にわたっていて、『痴姦電車』の中で最も乳責めがいいシーンである。
パイズリは2回。といっても、実質1回に近い。オッパイ星人ではなく、オッパイ好きにお薦めできる一冊だ。爛熟した若い肉体を、陵辱ぎみに犯したい人、エロエロのオッパイにしゃぶりつき、汁感あふれるセックスを堪能したい人に向いている。ベテランらしい、しっかりしたエロ漫画である。
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