『ピンクスナイパー』
米倉けんご

●乳シズム 4
●推奨ランク B
●フェチ嗜好 乳揉み,乳首いじり,乳揺れ

2001年12月発売。米倉けんご氏7冊目の単行本。
米倉けんご氏の作品には「近親相姦」「暴力」「痴女」の3つの特徴的なカラーがあるが、その「痴女」の側面が色濃く出たのが、『ピンクスナイパー』である。
ヒロインは、保健の先生・桜井春菜。別名ピンクスナイパーだ。勝手に生徒の肉体改造を行うマッドサイエンティストでもあり、男をマゾ奴隷にしたがるサディストでもある。実際に、自分の薬でペニスをこしらえて主人公を犯す話もあるが、とにかく彼女がエロく、痴女っぷりが引き立っている。
微乳から爆乳まで愛せる米倉けんご氏らしく、『ピンクスナイパー』には微乳の女の子も爆乳の女性も登場するが、微乳の子でも乳首を責めたてられている。乳シズムは高めと見ていいだろう。
『ピンクスナイパー』の巨乳フェチ的特徴は、ピストン中の乳揉みと、ねちねちの乳首いじりだ。この2つが、巨乳フェティシズムとしては突出している。特に、桜井春菜先生が学生とエッチしながらオッパイをむにむにと揉みしだかれ、吸われるシーンがいい。おまけに主人公を犯しながら、「オッパイ、好きにして……」なんておねだりするところでは、オッパイ星人の股間はピクピクと反応してしまうに違いない。
排尿プレイもあり、男が女に変身してしまって犯されるプレイもあり、「オッパイがあればオマンコはなくてもいい」という原理主義的なオッパイ星人に対しては決してストレートな内容でもなく、決して乳プレイ一辺倒というわけではない。
けれども、痴女保健医とのプレイには、多くのオッパイ星人のリビドーを捉えて離さないものがある。
『ピンクスナイパー』は、エロに対しては非常にストレートだ。徹頭徹尾、ポルノに徹している。
 「痴女が一番、巨乳フェチが二番」というつくり方をしていることを理解するならば、『ピンクスナイパー』はお薦めの一冊だろう。
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