『BLUE EYES(9)』
にしまきとおる

●乳シズム 5
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 パイズリ,乳吸い,乳揉み

2006年作品。にしまきとおる氏10冊目の単行本。巨乳漫画界のバッケンレコードを更新しつづける、にしまきとおる氏の『BLUE EYES』シリーズ第9巻。
今回は、メグ編である。
メグは、達也の限りなく彼女に近いセックスフレンド・リサの実妹だ。勿論、達也とは同じ学校である。密かに達也のことを慕っている。
そのメグが、『BLUE EYES』第9巻のメインである。なんと70%近くが、リサの妹メグとのセックスに費やされているのだ。分量こそすべてではないが、この愛情は普通ではない。おまけに、少しひねりが加えられている。
たいていヒロインとの初セックスというのは、初めての前戯から初めての本番まで自動的に進むものだが、そうではなく、最初は前戯&フェラチオ&パイズリでとどめておいて、次に挿入&処女喪失まで進むという二段階の形式をとっているのだ。メグへの心遣いがなせる配慮である。
ただ、93センチというサイズやFカップというボリュームを考えると、メグのバストはもう少し小さめに描かれていた方が、彼女の幼さやリサとの差が出てよかったかもしれない。
巨乳フェチ的には、2つのパイズリが群を抜いてよかった。
1つ目は、冒頭付近のリサのパイズリシーン。アングルやスタイルを変えながら、4ページにわたってリサが達也をパイズリしているのだ。
 残る1つは、メグの初パイズリ。なんと、『BLUE EYES』至上最長の7頁にわたって、メグの初めてのパイズリを描いているのだ。これは凄い。7頁という数字は、恐らくエロ漫画の中でも最長ではなかろうか。
メグとセックスしながら、思い切り乳房をわしづかみにしたり、乳房を吸っているシーンもよかった。挿入中でありながら、乳揉みから乳吸いを10カットつづけて描いているのだ。この巨乳への意志、強いリビドーは、間違いなくオッパイ星人のものである。
物語の方は、メグのママを出して新たな肉体関係の到来を思わせるところで終わっている。にしまきとおる氏はよく物語のダイナミックスを失わずに続けられるものだと、作り手の立場から感嘆する。自分なら、ここまでできるだろうか?
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