『BLUE EYES(4)』
にしまきとおる

●乳シズム 5
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 ボリューム感,パイズリ,乳揉み,乳吸い

2001年6月発売。にしまきとおる氏5冊目単行本。 ひとつのシリーズを9巻にわたって描きつづけるという前人未到の偉業を達成しつつなお先へと進む、にしまきとおる氏の『BLUE EYES』シリーズ第4巻。乳絵師を語る上で彼を抜いては、もぐりとされてしまうであろう。
 本書は、実在したバスト213センチの伝説的爆乳女性、ティナ・スモールへのオマージュである。
第4巻のヒロイン、クレアもまたバストは2メートルオーバー。
 12歳から突然大きくなりだしたバストのために、強制的に奇異な視線を集めざるをえなくなった、統御不能の肉体。それゆえに強いコンプレックスを持ち、固い自我の刺を持つ。達也も、簡単には彼女の懐に入り込めない。
それをポルノが許す図式的範囲内できっちり描いたのは、作者の誠実であり、この作品の魅力である。だからこそ、これだけ長くシリーズを続けていられるのだろう。
巨乳フェチ的には、すべてがクレアに集約されている。2メートルという法外なボリュームを揉みしだき、しゃぶり、そして、パイズリする。
ファックされてぶるんぶるんと胸の上で揺れるバスト2メートルの超乳は、実に見応えがあった。2メートルオーバーのパイズリは、恐らくコミック史上世界初ではないかと思う。騎乗位で達也の上に跨がって腰を動かすクレアの爆乳が、たいして屈んでもいないのに胸が垂れ下がって達也の顔に届いているのは、乳吸い好きとしてはピンポイントだった。これぞ2メートルである。
鏡には、まだバスト2メートルオーバーのヒロインを登場させる覚悟ができていない。
だが、にしまき氏は違う。この作者の覚悟、作者の乳房への愛に、作り手として、また読者として、拍手を送りたいと思う。
余談だが、Chapter18が始まってすぐ現れるクレアの裸身。ふと、そのしぐさやポーズに、ユーリア・ノヴァを思い出したのは気のせいだろうか。
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