『かてきょ』
木静謙二

●乳シズム 4
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 パイズリ,乳吸い

2003年作品。木静謙二氏2冊目の単行本。
折れそうなほど華奢な身体というのもある。だが、逆に内側から女の肉がムチムチと込み上げてきそうな、肉があふれだしそうな、パツンパツンのボディというのも存在する。爆乳アイドルでいえば、吉沢さりぃのようなボディである。
木静謙二の描く女性は、後者である。8本の短編中、2本ほど微乳女性がヒロインになっているけれど、描く女性、描く女性が、実に身体がむっちりしている。太腿にも体幹にも、胸にもみっちりと肉が詰まった肉感的なボディをしている。オッパイも、脂肪量の少ない、薄い乳房ではなく、厚みと弾力のある乳房だ。
『かてきょ』の中で一番のおすすめは、タイトルにもなっている「かてきょ」。
エッチにはうぶで彼氏経験もない爆乳眼鏡女子大生が、未経験であることを隠しながら教え子にエッチを教えちゃうお話が、描き具合も、乳シズムも、素晴らしい。生乳を曝け出してフェラチオしているところを真下アングルから描いちゃうなんて、実にいいフェティシズムだね。
勿論、肝心のパイズリもグー。全編乳嬲り、全編パイズリというわけではないけど、家庭教師の由季子先生がエロティックにコミカルに、バランスよく描けている。お気に入りキャラナンバーワン。ずっとずっと、木静謙二氏には彼女の物語を描きつづけてほしいなあと思ってしまう。
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