『BLUE EYES(3)』
にしまきとおる

●乳シズム 4
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 パイズリ,乳吸い,乳首いじり

2000年4月発売。にしまきとおる氏4冊目の単行本。今回は、レズ⇒3P編である。達也をめぐってライバル関係にあったマリアとリサがレズプレイの後に達也との3Pに移行するという展開だ。さらにその後には、思わぬ長編となったイギリス編が待っている。
前半はマリアとリサとの3P。後半はイギリスでセシリアとのプール・セックスとに分けることができるだろう。
具体的な乳房への愛撫は、それほど多いわけではない。最も多いのが乳吸いだ。レズプレイでリサがマリアを乳舐めする場面と、達也がセシリアをプールサイドで乳吸いするシーン、そして読み切りにおいて主人公が乳房をしゃぶるシーンの3つほどだが、セシリアのシーンがいい。なんと、3頁にわたって超爆乳をしゃぶりまくっているのだ。個人的には、この場面でさらに乳房を思い切り吸い伸ばして、乳首だけではなく乳房全体をいびつなほどに尖らせるシーンがあれば、神様であった。
乳揉みはほとんどないが、代わりにパイズリは5回と多い。中でも、巻頭カラーの番外編のパイズリがいい。セシリアがなんと4頁にわたってパイズリしてくれているのだ。恐らく『BLUE EYES』至上最長のパイズリである。
個人的には、せっかく水着を着てプールでのエッチシーンなのだから、水着を着けたままのパイズリを見せてもよかったのではないか、プールサイドで挿入するのではなく、水中で抱き合ったまま挿入するというのもあってもよかったのではないか、と思った。それほど、セシリアの水着が魅力的だったのだ。
ところで、3P編において、リサとマリアにパイズリ比べをさせるシーンがある。巨乳フェチものならではの趣向だ。1頁ほどの小休止を挟みながら、2人あわせて8頁の2人連続パイズリは凄い。『BLUE EYES』がバッケンレコードを更新しつづける所以である。
巨乳フェチという観点から見ると、乳シズムは四つ星になってしまうけれど――それでも充分高い乳シズムだけれど――3Pものとしては、非常に力が入っている。ここまで長く、丁寧に描かれた3Pシーンはなかなかあるまい。まさにエロ漫画である。
購入⇒BLUE EYES 3
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