『母韻』
HEAVEN-11

●乳シズム 4
●推奨ランク A
●フェチ嗜好 乳揉み,乳首いじり,乳吸い

1995年2月発売。HEAVEN-11氏4作目の単行本。タイトルはの『母韻』は、「ボイン」との語呂合わせ。HEAVEN-11氏の著作の中でも、『MOON』『THE PINK』と並んで乳シズムの高さ、乳責めの濃密さは、トップ3に位置する。さらに本書『母韻』には、HEAVEN-11氏が生み出した2大巨乳ヒロインの1人、社長秘書涼子が登場するのだ。 発売されて10年以上が経つが、いまだにその輝きは失われていない。
収録されている短編は7本。うち、2本は巨乳愛撫がないが、残り5本が実に濃密だ。名作ぞろいである。
巨乳フェチ的に、まずいいのは、社長秘書涼子を描いた「社長秘書涼子」と「報告」。
 「社長秘書涼子」では、Gカップ以上の爆乳が前から後ろから、社長の手によってねっとりと揉みしだかれ、搾られている。社長との関係を知った社員から関係を迫られ、しつこく乳首を吸われ、バストを揉み揺さぶられ、乳房を引き伸ばされているシーンがマゾヒスティックでいい。オッパイ星人の欲望、ここに極まれりである。30頁中、13頁が乳房愛撫に割り当てられているのだ。この濃度、この比率の高さ! HEAVEN-11氏ほど、乳房を揉みしだき、揉み搾るのがうまいエロ漫画家はいない。
「報告」は8頁の短編だが、その短い中で6頁もが乳揉みに割り当てられている。ともにランクSの作品だ。
爆乳の母と息子が無人島に流れ着く「母韻」もいい。洞窟の中で母の乳首を責めたてる場面、息子に対して四つん這いで乳房を垂らして吸わせる場面が実にすばらしい。
「ウガウガ=ルーゴ」で女王が乳首をぴちゃぴちゃ舐められ、吸い伸ばされるシーンもいい。
個人的に一番お気に入りは、「月の弓」だ。巨人族の女・ジュリアとノームの少年・プラヤ。種族の違う男女が森で一晩を過ごす物語だ。
ジュリアはノームの少年を快く思っていない。プラヤも、ジュリアを冷やかしている。だが、互いにそれぞれ危機が迫り、それを互いに助け合う機会が訪れる。
しかし、怪我をプラヤの手当てをしようとして、ジュリアは媚薬の実をもぎ取ってしまうのだ。
己の意志を奪われて、セックスしてしまう二人。乳首を責められて「だめ」と拒もうとするジュリアがかわいい。
だが、一晩経って、プラヤには悲しき運命が待ち受けていた。母船に帰ったジュリアはそのことを知り、母船を……というお話だ。
プラヤの悲しみ、ジュリアの思い。それがじいんと伝わるお話だ。つくづく、HEAVEN-11氏はストーリーテリングの力があるなあと感じさせられる。心と股間に響く、いいエロ漫画だ。
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