『私立星之端学園恋愛専科!?』
米倉けんご

●乳シズム 3
●推奨ランク B
●フェチ嗜好 乳首いじり,乳揉み

1999年作品。米倉けんご氏3冊目の単行本。非常に好きな作品の1つだ。
米倉けんご氏らしく、『私立星之端学園恋愛専科!?』のテーマは「近親相姦」。ばりばりの売れっ子漫画家と、その妹《冬美》という組み合わせ。お兄ちゃんは高校生なのだ。
二人はアツアツ、学校でもキスを交わすほど。飯食いながらやってる会話も「やっぱコンドームはつけたほうがいいと思うんだけどねェ」「エ〜〜ッ、いらないよー。冬美、お兄ちゃんとしかしないもん」と非常にぶっ飛んだ感じ。二人がとってもコミカルな調子を出している。
そしてそのあけっぴろげな二人に対して、お互い好きなのに積極的になれない二人組。いつもジャージの黒川先生と、黒川先生の憧れの人《赤木先生》である。オッパイ星人的には、この眼鏡をかけた赤木先生が、いっぱい胸をいじめられていい。特に揉まれて、乳首を指先でコリコリされるシーンと、更衣室でオッパイを吸われるシーンは、恐らく『私立星之端学園恋愛専科!?』の中のベスト巨乳フェチシーンではなかろうか。『私立星之端学園恋愛専科!?』の巨乳フェチは、ほとんど彼女が一人で背負っている。
『私立星之端学園恋愛専科!?』のお話は、笑いと感傷が交錯する、ハイパーテンションストーリー。とにかく、冬美と兄貴が笑わせてくれる。
この兄妹はギャグのかたまりだ。でも、ちゃんと魂がつながっているところ、しんみりさせてくれるところもあり、そのあたりのシフトチェンジがうまい。黒川先生と赤木先生が接近していくシーンも、ギャグを交えながらきれいに描かれていて、二人を応援したくなってしまう。
ヒロインは、巨乳微乳入り交じりで、100パーセント巨乳というわけではない。パイズリは1回だけあるが、フェチのこもったものではない。
巨乳フェチ的には強くお薦めできるものではなく、巨乳的推薦度としては普通レベル――Bランク――になってしまうけれど、『私立星之端学園恋愛専科!?』には、心を強く惹きつける魅力がある。
巨乳フェチとしての局所的な評価ではなく、作品全体としての評価は、間違いなくAランクだ。米倉けんご氏の作品の中では、一番好きな作品である。読んだら、カバーを引っぺがして見よう。
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