2003年09月発売。
兄と妹の話。
非常にダークで、暴力性の高い作品である。
5人のヒロインのうち、爆乳1人、巨乳3人、微乳1人。よって巨乳ヒロイン率は四つ星。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上、
乳揺れや乳押しつけの場合は、前戯/挿入に関係なく1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
パイズリ3(射精1)・乳揉み2(挿入中0)・乳押しつけ2。合計7。
「巨乳フェチ度=オッパイ星人への推奨レベル」は、最低のCランク。
オッパイ星人もオッパイ好きも、オッパイ目当てで買ってはいけないレベル。
内容的にも、オッパイ星人には耐性のないストーリーとなっている。
メインヒロインは、琴未。

いい谷間だ。
そして、その兄、健二。

非常に影のある存在。

こんな乳揉みシーンもあるんだけどね。

で、藤井くんという同級生に、こんなふうに盗撮されたり。
後々、藤井姉弟に捕まって、

こんなふうに揉まれたり。

でも、オッパイに対して傷つけるプレイがあるんだな、これが。

これはオッパイ星人にはうれしくない。

オッパイ星人にとって、オッパイは女神的存在である。世界の至宝である。それを傷つけるというのは、オッパイ星人が一番許せないことなのだ。
自分はこの作品を批判しているわけではない。
この作品では、ピン刺しプレイは必要なものだ。ただ、オッパイ星人にとってはつらいプレイだということなのである。

その後パイズリにつながるが、ピンは刺したまま。いいパイズリだが、オッパイ星人にとってはいやな後味が残る。
さらに、健二の過去が拍車をかける。

母親が輪姦、その輪姦に幼い健二も参加させられてしまう。その最中に母親が頭を打ち、

母親は死んでしまう。

犯した連中は死刑にはならず、妻を失った父は、

感情を押さえきれずに息子・健二に手を上げてしまう。

さらに健二にはもう一つの過去があるのだが、感情と暴力の爆発を描いた壮絶な話だ。
力作と言っていい。
人間の感情の爆発や欲望の爆発、そこに潜む狂気と暴力性を、奴隷ジャッキー氏はよく拾い上げて描写している。
ただ、オッパイ星人には耐えられないだけの話である。
したがって、咎められるべきは著者でも作品でもなく、手に取ってしまったオッパイ星人なのだ。タイトルにも、ちゃんと「凌辱回廊」って書いてあるではないか。

ラストはハッピーエンドだ。だが、最後にたどり着くまでにオッパイ星人はめげてしまうだろう。
ただ、奴隷ジャッキー氏に対して否定的な印象を持つ必要はない。
この作品はオッパイ星人向けではなかっただけの話である。氏の作品には、オッパイ星人も楽しめる作品がちゃんとある。
『××in乳』や『お姉がイイっ!』がおすすめだ。
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