『淫乳M母娘』 牧部かたる
●出版 サン出版
●定価 1000円(税別)
●巨乳ヒロイン率 ★★★★★
●巨乳フェチ度 ABC
●フェチ嗜好 乳揉み・乳吸い・パイズリ・乳揺れ・乳首責め
 

 
REVIEW

淫乳M母娘 2013年02月発売。
 牧部かたる氏21冊目。

 メインヒロインは、2人。
 主人公の幼なじみと、その母。

 巨乳フェチ的&絡み的には、主人公と母が中心となる。その2人に、幼なじみの女クラスメイトと男性教師が、破壊分子的に絡む。

 2話までは、母との「密戯」=「濃厚な巨乳フェチプレイ」が、3話〜5話で幼なじみのレズと男性教師による調教が、6話で母と夫とのセックスが描かれる。
 そして7話から、 母娘の寝取られ調教⇒陥落⇒輪姦が描かれていく。

 序盤は、主人公と幼なじみの母との1対1の肉体関係が中心軸。
 中盤以降は、 寝取られが中心軸となる。

 序盤は非常に優秀な巨乳フェチ、後半は凌辱ものというねじれの構造は、恐らく編集の意向によるものだろう。

 凌辱好きが楽しむ場合は問題なし。
 オッパイ星人が読む場合は、寝取られへの覚悟が必要だ。

「主人公と幼なじみの母との甘い肉体関係が1冊にわたって永続するに違いない、そのうち幼なじみとも関係が広がり、オッパイ三昧になるに違いない」という予想=期待はせずに読み進めよう。

 ヒロインはもちろん、3人とも巨乳&爆乳。
 巨乳フェチ作品としては、優秀すぎるくらい、非常に優秀である。

乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントするという基準で見た場合、

 乳揉み22(挿入中14)・乳吸い7(挿入中4)・パイズリ3(射精2)・乳揺れ4・乳首責め3・乳押しつけ1。合計40

「巨乳フェチ度=オッパイ星人への推奨レベル」は、最高峰のSランク。40という数字は滅多に出るものではない。
 特に序盤の、幼なじみの母とのプレイは神レベルだ。

 のっけから、幼なじみのママが膝立ちパイズリフェラをしてくれる。

 お口の中に射精した後は、

 オッパイをしゃぶりながらの、対面座位セックス。

 ヒロインが、胸だけで感じているのが凄くいいね。牧部氏らしく、乳揉みへのこだわりが見える。
「そんな強く揉んだ…ら」「イッちゃう! またイッちゃ…」という台詞がいい。

 そして、乳揉みされながら射精&絶頂。

 翌日も、またオッパイを吸われる。

 搾乳されながら、セックス。

 さらに、両乳を吸われながらのピストン運動。

 両乳吸いまで描くとは、すばらしい。巨乳フェチの漫画家でも、両乳吸いを描く人は少ない。
 その翌日も、オッパイを吸われ、

 思い切り揉みまくられる。

 この3連続、凄いね。
 揉んで、揉んで、乳首を引っ張る!

 そしてママは、射乳しながら主人公にイカされる。

 ママとの神レベルが終わると、調教&凌辱へシフト。
 眼鏡のクラストメイトが、幼なじみを調教するシーン。

 なかなかいい乳責め。
 そして、男性教師もいっしょになって乳揉み3Pセックス。

 魔の手は、幼なじみのママにも伸び、

 搾乳され、

 男性教師に貫かれて、射乳してしまう。

 そして2人のヒロインは、主人公の許を去り――
 ある日、主人公の家にビデオが届けられる。そのビデオの中では、乱交&輪姦が映っていた。

 皆にオッパイを揉まれる、幼なじみ。

 そして母乳を吸われる、幼なじみのママ。

 乳を搾られ、フェラチオされながら射精される。

 たとえ凌辱シーンになろうと、輪姦シーンになろうと、巨乳フェチを忘れない牧部かたる氏。
 後半はオッパイ星人向けのストーリー展開ではないが、巨乳フェチプレイの多さは際立っている。

 オッパイ星人的な理想をいえば、「眼鏡クラスメイト&男性教師による寝取られ⇒輪姦」に向かうのではなく、「娘の乳も堪能」⇒「眼鏡クラスメイトも陥落」というハーレム的展開に進めてほしかったなと思う。

 凌辱すれば、寝取れば、自動的にエロくなるわけではない。凌辱せずとも、エロスは充分に出せる。
 優秀な編集ならば、そのことは容易にわかるはずだ。

 しかし、オッパイ星人の理想論を措いておいても、この作品の巨乳フェチは突き抜けている。
 凌辱ものが苦手という人でも、序盤のママとの母乳プレイを、巨乳フェチプレイ40というすばらしさを味わうために、手に取ってみてほしい。
  

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