2013年02月発売。
牧部かたる氏21冊目。
メインヒロインは、2人。
主人公の幼なじみと、その母。
巨乳フェチ的&絡み的には、主人公と母が中心となる。その2人に、幼なじみの女クラスメイトと男性教師が、破壊分子的に絡む。
2話までは、母との「密戯」=「濃厚な巨乳フェチプレイ」が、3話〜5話で幼なじみのレズと男性教師による調教が、6話で母と夫とのセックスが描かれる。
そして7話から、 母娘の寝取られ調教⇒陥落⇒輪姦が描かれていく。
序盤は、主人公と幼なじみの母との1対1の肉体関係が中心軸。
中盤以降は、 寝取られが中心軸となる。
序盤は非常に優秀な巨乳フェチ、後半は凌辱ものというねじれの構造は、恐らく編集の意向によるものだろう。
凌辱好きが楽しむ場合は問題なし。
オッパイ星人が読む場合は、寝取られへの覚悟が必要だ。
「主人公と幼なじみの母との甘い肉体関係が1冊にわたって永続するに違いない、そのうち幼なじみとも関係が広がり、オッパイ三昧になるに違いない」という予想=期待はせずに読み進めよう。
ヒロインはもちろん、3人とも巨乳&爆乳。
巨乳フェチ作品としては、優秀すぎるくらい、非常に優秀である。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
乳揉み22(挿入中14)・乳吸い7(挿入中4)・パイズリ3(射精2)・乳揺れ4・乳首責め3・乳押しつけ1。合計40。
「巨乳フェチ度=オッパイ星人への推奨レベル」は、最高峰のSランク。40という数字は滅多に出るものではない。
特に序盤の、幼なじみの母とのプレイは神レベルだ。
のっけから、幼なじみのママが膝立ちパイズリフェラをしてくれる。

お口の中に射精した後は、

オッパイをしゃぶりながらの、対面座位セックス。

ヒロインが、胸だけで感じているのが凄くいいね。牧部氏らしく、乳揉みへのこだわりが見える。
「そんな強く揉んだ…ら」「イッちゃう! またイッちゃ…」という台詞がいい。
そして、乳揉みされながら射精&絶頂。

翌日も、またオッパイを吸われる。

搾乳されながら、セックス。

さらに、両乳を吸われながらのピストン運動。

両乳吸いまで描くとは、すばらしい。巨乳フェチの漫画家でも、両乳吸いを描く人は少ない。
その翌日も、オッパイを吸われ、

思い切り揉みまくられる。

この3連続、凄いね。
揉んで、揉んで、乳首を引っ張る!

そしてママは、射乳しながら主人公にイカされる。

ママとの神レベルが終わると、調教&凌辱へシフト。
眼鏡のクラストメイトが、幼なじみを調教するシーン。

なかなかいい乳責め。
そして、男性教師もいっしょになって乳揉み3Pセックス。

魔の手は、幼なじみのママにも伸び、

搾乳され、

男性教師に貫かれて、射乳してしまう。

そして2人のヒロインは、主人公の許を去り――
ある日、主人公の家にビデオが届けられる。そのビデオの中では、乱交&輪姦が映っていた。

皆にオッパイを揉まれる、幼なじみ。

そして母乳を吸われる、幼なじみのママ。

乳を搾られ、フェラチオされながら射精される。

たとえ凌辱シーンになろうと、輪姦シーンになろうと、巨乳フェチを忘れない牧部かたる氏。
後半はオッパイ星人向けのストーリー展開ではないが、巨乳フェチプレイの多さは際立っている。
オッパイ星人的な理想をいえば、「眼鏡クラスメイト&男性教師による寝取られ⇒輪姦」に向かうのではなく、「娘の乳も堪能」⇒「眼鏡クラスメイトも陥落」というハーレム的展開に進めてほしかったなと思う。
凌辱すれば、寝取れば、自動的にエロくなるわけではない。凌辱せずとも、エロスは充分に出せる。
優秀な編集ならば、そのことは容易にわかるはずだ。
しかし、オッパイ星人の理想論を措いておいても、この作品の巨乳フェチは突き抜けている。
凌辱ものが苦手という人でも、序盤のママとの母乳プレイを、巨乳フェチプレイ40というすばらしさを味わうために、手に取ってみてほしい。
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