2003年12月発売。
アンソロジーとは、中途半端の代名詞である。
――というのが、だいたいの読者の印象だ。優れた作品は1つ2つで、あとはピンと来ないもの。
だが、そういうイメージは、本作ではいい意味で裏切られている。
参加している作家は7名。
・成田マナブ
・MANA−KO
・さくらひいろ
・上 鉄巌
・鶴巻W世
・ゴヤアキラ
・T'ege
・みみずしき
・上総志摩
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」
という基準で見た場合、
パイズリ10(射精8)・乳揉み9(挿入中1)・乳首責め6(挿入中1)・乳吸い4・乳揺れ4。合計33。
「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイの充実度」はSランク。オッパイ星人なら是非揃えておきたいレベルだ。
パイズリのカット数は、5・5・9・9・7・5・9・6・4・4。
描き具合には、ばらつきがあるが、それぞれの作家がそれぞれの中で巨乳フェチを表現しようとしている。
乳吸い4カット⇒乳揉み2カットのシークエンス。
乳揉み5カット⇒乳首責め2カットのシークエンス。
乳揉み6カット⇒乳首責め2カット⇒乳吸い6カット。
特に秀逸なのは、成田マナブ氏の「巨乳妻冴子の一日」だ。
ヒロインは妻。
裸エプロンの姿で、宅配便の男に接客。男が矢よ押したところで夫が登場。
男が帰った後、夫は妻の乳房を貪ることになる。
後ろからバストを揉みまくり、吸いながら乳首を責め、
乳首を指で責め、
また吸う。そして膝立ちパイズリで射精。
凄いのはその後だ。
パイズリの後、正常位で犯し、再び馬乗りパイズリで射精するのだ。
。パイズリ⇒挿入⇒パイズリのシークエンスは、今まで見たことがない。
この1話だけでも、手に入れる価値がある。
成田マナブ氏には、是非まるごと巨乳フェチ1冊の単行本を出していただきたいものだ。
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