1997年9月発売。
牧部かたる氏3冊目の単行本。
1本目は、スキー場を舞台にしたコミカルロマンス。
2本目と3本目はインモラル系。
4本目は、マジックポリス――魔物を取り締まる婦人警察官の話。
5本目は、学園もの――と見せつけて、少しインモラルなエンディング。
7本目は、インモラル系。
全7本中、「そして女は堕ちていった……」というダーク系の終わり方が3本。オッパイ星人的には決して幸せなラインナップではない。
ヒロインのラインナップは、女子高生、巫女、眼鏡の女教師、科学者の助手。
全員、巨乳。
リアルサイズで言うと、張りのあるGカップだ。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」
という基準で見た場合、
乳首責め5(挿入中4)・乳揉み4(挿入中2)・乳吸い1。合計10。
「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイの充実度」はBランク。オッパイ好きには満足できるが、オッパイ星人には物足りないレベルだ。
一番多い巨乳フェチプレイは、指での乳首責め。次が乳揉み。フェティシズムはこの2つに集中している。
その中でも、拘束されたマジックポリスが輪姦される場面がすばらしい。
梗塞され、吊り下げられたマジックポリスに群がる男たち。輪姦の中でも乳房を揉みしだく描写がすばらしい。
乳揉みは1カットだけに収まらず、
今度は乳揉みだけでなく、乳吸いまで。
さらに、
ダブルで犯されながらも、しっかり乳首を責め立てる。
ただピストン運動するだけの輪姦は興奮しないが、乳責めがあるならば、オッパイ星人は興奮できる。
そしてこの作品から2年後、牧部かたる氏は『濃縮美乳』を上梓。
本格的な巨乳フェチ作品を世に送り出すことになる。
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