2012年9月。
あづま煉氏の処女作。
学園的なボーイミーツガールではないね。つまり、「主人公は高校生、高校を舞台に先輩や同級生や下級生を相手に恋愛的セックスをする」というお話ではない。
主人公の年齢は20〜25歳。
若い会社員だったり、教師だったり、大学生っぽかったり。
そしてヒロインは、同じ会社員だったり、姉だったり、生徒だったり、先輩だったり。
すばらしいのは、エッチシーンに入るまでのその導入のスムーズさとスピードだ。最短&最速でエッチシーンに入る。それを違和感なく見せているのは、最短で用意された誘惑カットと、それを可能にする設定である。
ヒロインは全員巨乳もしくは爆乳。
いろんな角度のローアングルから眺めたバストが、非常にリアルに描かれている。ヒロインが仰向けになった時のバストも、よく描写されている。画力のある方だ。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上、乳揺れの場合は1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
乳揺れ9・乳揉み6(挿入中5)・乳首責め5(挿入中4)・乳吸い5(挿入中4)・パイズリ2・乳押しつけ1。合計28。
「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイの充実度」はAランク。つまり、オッパイ星人でも満足できるレベル。あと2つ多ければ、最高のSランクだった。
非常にバランスの取れた、優秀な巨乳フェチマンガだね。
特筆すべきは、乳揉みや乳首責め、乳吸いに掛けるカット数。挿入中であっても、乳揉みで3カット連続が2回、乳首責めが3カット連続が2回、乳吸いで2カット連続が2回。
さらに陥没乳首のヒロインを「5カット連続乳揉み⇒4カット連続乳首責め⇒5カット連続乳吸い」で責めるというシークエンスがある。「貴殿は優秀な成績を納められましたので」という言辞があるが、その言葉はこの一冊に送りたい。
早くも2冊目が楽しみだ。
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