椋蔵 『ラブトライク』
●出版 若生出版社
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク ABC
●フェチ嗜好 乳揺れ・乳揉み・パイズリ・乳吸い
 

 
REVIEW

ラブトライク 2010年10月。
 椋蔵氏の処女作。
「椋蔵」と書いて「りょうぞう」と読む。
 1冊まるごとの長編。
 表紙は凌辱ものに見えるが、凌辱ものではない。ヒロインが淫乱なだけである。
 中心人物は凜。
 彼女と仲良くなってきた二人の男子同級生が、凜を犯してえというところから物語は始まる。抜け駆けはなしで、いっしょに告白。最初はふられるが、凜の親友の策略で、結局セックスをすることに。
 それから、凜の性的遍歴が始まる。凜の女友達(これまた巨乳)もセックスをし、男性二人も別の女の子とセックスをし……と話はつづいていく。いささか、凜は快感に流れやすく、宅配に来た人とやっちゃったり、おじさんとやっちゃったりするが――これはオッパイ星人にはうれしくない筋書きだが――おかげでシチュエーション的なバリエーションは増えている。

乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上、乳揺れの場合は1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントするという基準で見た場合、
 乳揺れ12・乳揉み7(挿入中5)・パイズリ6(射精2)・乳吸い5(挿入中4)・乳首責め1。合計、31

 「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイの充実度」はSランク。最高レベルだ。
 特に、乳揺れが突出している。挿入中でも前戯でも、ひたすら、揺れ、揺れ、揺れまくる。乳揉みも乳吸いも、ほとんどは挿入中の1カット。オッパイ星人としては、もっと多くのカットで描いてほしいところ。
 残念なのは、パイズリ。回数こそ6回と多いが、射精は2回。せっかくのダブルパイズリなのに射精がないのも、残念すぎる。パイズリは必ず射精していただきたい。
 要望はあるが、巨乳フェチ的にはなかなかすばらしい一冊である。

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