じゅら 『純愛サディスティック』

●出版 富士美出版
●定価 952円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 パイズリ・乳揉み・乳吸い
 

 
REVIEW

純愛サディスティック 2008年12月発売。
 じゅら氏の初単行本。
 キャッチコピーは「これが1000通目のラブレターです」「凶暴で不器用な純愛が加速する」。
 物語の前半を占めるのは、女の子がSなお話だ。子供の子から姉がSで、その姉にひたすらいじめられちゃう弟君のお話や、女の子が男の子を押し倒して主体的にセックスするというものが多い。表題作の「純愛サディスティック」は、すがすがしいくらいMっ気の主人公のロマンスだ。主人公は不良少女に何度も告白しているが、そのたびに文字通りキックをされて「ありがとうございます!」と叫んでいる。ついに1000通目で「友達になら……」と態度をやわらげたヒロインに主人公が襲いかかり、セックスまでしてしまうのだが、やっぱりそのあとは蹴られる。でも、ほんのりスマイルできる内容になっている。著者自身も、あとがきで「僕はソフトMなんで、お姉ちゃんっぽいキャラがいっぱい描けて楽しかったです」と告白している。
 ほとんどのヒロインは爆乳だ。2人ほど巨乳がいる。乳シズムは高めの四つ星だ。
 「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
 全13中、乳揉み5、パイズリ4、乳吸い3、乳首責め1。
 乳揉みは、5つ中4つが挿入中の乳揉みで、4つとも1コマの描写。パイズリは1つ射精なしがあるが、あとは9コマ連続、7コマ連続というのがある。乳吸いや乳揉みはないが、大きなオッパイを引き立てるカットが多く、これからが楽しみな新人作家だ。

 純愛サディスティック
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