いーむす・アキ 『とろけるあそび』

●出版 ワニマガジン社
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★
●推奨ランク SAB
●フェチ嗜好 パイズリ・乳吸い
 

 
REVIEW

とろけるあそび 20011年9月発売。
 いーむす・アキ氏6冊目の単行本。
 「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、本作はちょっと寂しいでき具合になっている。
 全14編中、パイズリ4(うち挟射3)、乳吸い3、乳揉み1。
 女の子は巨乳が多いが、普通乳の子や貧乳の子も混じっている。オッパイ星人向けのつくりではない。しかし、描かれている巨乳は、むっちり感溢れるもの。フェチプレイを行っていない、着衣巨乳がフェティシズムが溢れている。乳シズムが三つ星なのは、そういう理由。
 とにかく「揉む・巣.・挟む」という巨乳フェチプレイが欲しいオッパイ星人には、非常に物足りない作品だろう。しかし、とにかく巨乳の子が出てきてエロ(エッチなこと)をしてくれればいいというオッパイ好きには、好ましい一冊だろう。
 プレイの場は、学校や家がほとんど。個人的には、女子バレー部の爆乳エースがこっそり学校でエッチする「美咲イキます!」が着衣プレイが長くていやらしかった。すぐに脱がしてしまうAV監督は見習うべし。巨乳フェチ的には、「暴走マジックガール」で爆乳化しちゃった妹が兄に馬乗りパイズリされるシーンが一押し。1頁半と短いが、挟射のときのヒロインの表情と乳房のむっちり感が、いーむす・アキ氏は巧い。ただ、そのためだけに購入するのは、いささか高価だろう。
 本書は、あくまでもむっちり爆乳の女の子が通常のエロ(巨乳フェチプレイ以外のセックス)を行うのを楽しむためのものだ。

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