瓦屋A太 『禁則嗜好』

●出版 ティーアイネット
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★
●推奨ランク ABC
●フェチ嗜好 乳揉み・パイズリ・乳首責め・乳吸い・搾乳
 

 
REVIEW

禁則嗜好 20010年3月発売。
 2010年時点での瓦屋A太氏の巨乳フェチ最高峰。エロ漫画全体でもひとつの到達点、ひとつの金字塔である。
 「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見ると、本作は凄まじい数字を弾き出してくれる。全8編中、乳揉み22(うち、挿入中は11)、乳吸い9(うち、挿入中は4)、乳首責め10(うち、挿入中は4)、パイズリ11。徹頭徹尾、細部に至るまで巨乳への情熱を注ぎ込み、徹底して巨乳プレイを注ぎ込んだ、究極の巨乳フェチ作品である。
 収録されているのは8本の短編。その全編にわたって、乳揉み・乳吸い・乳首責め・そしてパイズリが展開されている。たとえば、「RecordRecord」という短編ではこうだ。最初に前戯で4カット連続の、後ろからの乳揉みがある。さらに生乳を露出させて3カット連続の乳揉み。またつづけて5カット連続の乳首責め&射乳。イキながらミルクを放出する姿が悩ましい。手コキで射精した後は、手コキされながら乳吸い6カット。つづくシックスナインパイズリに至っては3頁というこだわりっぷりだ。いよいよ挿入となるが、すぐさま乳吸い挿入が1カット。2頁ほど挿入を描いて、また乳揉みの挿入が1カット。最後にパイズリ2カットという大放出ぶりである。これを凌ぐ作品を見つけるのは、相当難しい。1本の短編の中で、前戯で乳揉みと乳吸いを表現し、さらに挿入中にも、乳揉みと乳吸いを実現するというのは、めったにあることではない。そこに注ぎ込まれた巨乳への情熱には、オッパイ星人としてはひたすら褒めたたえ、感謝するしかない。これは凄い一冊だ。
 その上、瓦屋A太氏特有のねちっこい搾乳も随所に表れている。信じられないほど高水準の巨乳フェチと瓦屋A太氏の持ち味とが、ハイレベルにミックスしている。巨乳への情熱やこだわりは、文句なしに五つ星。そして巨乳プレイの充実度は、最高のSランクである。とんでもない到達点だ。瓦屋A太氏の作品は『WANT』の頃からずっと拝見しているけれども、その中でも巨乳フェチ的には最高傑作、今まで発売されたエロ漫画の中でも、巨乳フェチとしては十指に入る名作だ。このすばらしい傑作、神レベルの作品を、素直に喜び、そして瓦屋A太氏に感謝したい。瓦屋A太氏の絵柄は個人的に合わないという方にも、お薦めしたい傑作である。

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