『イクまで…ピストン』 ドリルムラタ

●出版 ティーアイネット
●定価 952円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク SAB
●フェチ嗜好 乳吸い・パイズリ・乳揉み・乳首いじり
 

 
REVIEW

イクまで…ピストン 2008年7月発売。
 ドリルムラタ氏9冊目の単行本。
 内容は、ドリルムラタ氏が最近こだわっている人妻背徳もの。息子に犯される背徳感、実の息子のペニスを口にしながら感じてしまう人妻の後ろめたい快楽。痴女へと堕ちていく人妻の姿がたっぷり描かれている。
 登場するヒロインも、まあるく球のように張りつめた美しい爆乳ぞろいで、ヒロインの巨乳率は100%。ついついあふれんばかりの巨乳プレイを期待してしまうのだけれど、本書については巨乳フェチはかなり控えめ。2作前以前のドリルムラタ氏なら、たとえ背徳をメインテーマに据えていても、乳房を揉みまわしたり乳首を引っ張ったり、巨乳を吸いまくったりと具体的な巨乳フェチプレイを頻出させてオッパイ星人へのサービス精神を惜しまなかったものだけれども、本書に限ってはそのサービス精神はあまり見ることができない。
 パイズリは0。乳吸いが2回、乳揉みが2回、乳首いじりが1回。最後の短編で人妻が輪姦されるシーンで、いい乳揉みと乳吸いがある以外は、巨乳プレイは鳴りを顰め、フェラチオや挿入に道を譲っている。恐らく、ドリルムラタ氏の性的&エロ的興味の対象が、バストから人妻の背徳的メンタリティに移行してしまったのだろう。それはひとつの到達点であり、エロ星人としてはうれしいことだけれども、オッパイ星人としては残念な次第だ。巨乳フェチの点ではCランクになってしまうが、作品全体の評価というわけでは決してない。
 巨乳フェチを期待するのなら以前の作品を購入するのがお薦め。本書に限っては、人妻の背徳性を楽しもう。
 イクまで…ピストン
 
ドリルムラタ作品/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームなし)
BUSTY COMIC