『美〜ちく』 DISTANCE

●出版 コアマガジン
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳揉み・乳吸い・乳首いじり・乳揺れ・パイズリ
 

 
REVIEW

美〜ちく 2008年4月発売。
 DISTANCE氏18冊目の単行本。
 コアマガジンに移籍しての第一作だが、今回は膣挿入感がこってりと描写されている。前作に比べると、膣と乳の比重は「乳=膣」から「乳<膣」にシフトしている感があるが、その中でもきっちり巨乳への愛撫にカットを割いてオッパイ星人が満足できるレベルまで引き上げているのは、さすがとしか言いようがない。ベテランのうまさと実力である。
 7本の短編中、乳揉みが6回、乳吸いが4回、乳首いじりが4回、乳揺れが3回、パイズリが2回。乳揺れに力が入っているのが本書の特色だ。2頁にわたってひたすら乳揺れを描いたシーンがある。また、上記フェチプレイ以外にもオッパイの大きさやエロさを見せつけるカットが付随する。普通の描き手が膣重視にシフトすれば乳はおざなりになるのが常道なのだが、そうはならずにしっかり巨乳フェチ的にハイクオリティを保つのが、DISTANCE氏の力。とらのあな秋葉原店では売り切れてしまったようだが、さもありなんという内容だ。
 巨乳フェチ的には、圧倒的に乳揉みがいい。一番のお薦めは、競泳水着の先生と向かい合って爆乳を揉む2頁若だ。この長まわし、クローズショットで迫る、揉まれる乳がいい。机に手をつかせてバックから挿入しながら両手でむぎゅむぎゅと乳房を揉みまくる様を3カット描いて使ったシーンも、非常によかった。挿入途中から両手を伸ばして「オッパイもモッチモチ ん〜重っ」なんて主人公が言いながら揉みまくるシーンもよかった。挿入中の乳揉みのエロさに関しては、DISTACNE氏は天才的だね。オッパイ星人のツボをよくわかっていらっしゃる。
 乳吸いも、1カットで終わらずにたいてい3カットつづけて描いているところが、乳吸い好きとしてはうれしいね。乳揉みから連続シーンになっているところが多いのも、またうれしいポイントだ。
 パイズリは2回。そのうち1回は3頁で射精つき、もう1回は2頁で射精なし。パイズリは少なめだが、それを補ってあまりあるフェチプレイが全話にあふれている。巨乳愛撫がない短編は存在しない。巨乳フェチ漫画としてのオススメ度は、問答無用のAランクだ。個人的には、お腹に贅肉がついてしまった女の子とのエッチなお話がよかった。ポルノヒロインにとってはマイナスであるお腹の贅肉を描きながら、明るく楽しく、そして何よりもエロく仕上げているところに描き手なりの筋とこだわりを感じた。こういうチャレンジはポルノを豊かにしてくれるね。
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