『ひめごとっ!』 黒龍眼
●出版 コアマガジン
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳吸い、パイズリ
 

 
REVIEW

ひめごとっ! 2006年10月発売。
 黒龍眼氏の2冊めの単行本。
 天然乳らしい、ずっしりと胸に広がる重量感と重力を感じる爆乳が特徴的。こういう天然の感じ、胸の上で左右にだらしなく広がってしまう感じを表現しようというところに、黒龍眼氏のオッパイへのこだわりを感じる。なかなかいいオッパイだね。
 収録されている短編は11本。そのうち、3本がショタ、3本がフタナリ、2本が女教師。もちろん、ラブラブ中心ではなく、エロ中心。処女作に比べて属性がバラエティあふれている。
 巨乳プレイ的には、乳吸いとパイズリが秀でている。特に乳吸いですばらしいのは、3頁の連続乳吸いシーンと、1頁半の羽バスタオル姿での乳吸いシーン。乳首をぺろぺろ舐めたり、乳房を吸ったりするいやらしさが、よく表現されている。処女作でも乳吸いが巨乳プレイのトップにきていたから、黒龍眼氏は乳吸いが好きなのだろう。ご自分のお好きなフェチを、そのまま貫いてほしい。
 今回は、乳吸いだけでなく、パイズリもかなり充実している。処女作ではパイズリは2回だったが、今回は4回。その分量も、3頁・2頁・2頁・2頁半と、オッパイ星人が満足できる標準ラインの2頁を越えている。この情熱は素直によろこびたい。本書『ひめごとっ!』は、オッパイ星人にもオッパイ好きにも――すなわち、ヘビー&ディープ系のオッパイ信者にも、ライト系のオッパイ信者にも、お薦めできるレベル、Aランクの巨乳フェチエロ漫画である。これからの黒龍眼氏の作品にも注目したい。
 ひめごとっ!
 
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