『ぱいヌキ』 安藤裕行
●出版 メディアックス
●定価 905円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 パイズリ・乳首いじり・乳吸い
 

 
REVIEW

ぱいヌキ" 2006年8月発売。
 安藤裕行氏4冊目の単行本。
 繊細さや爽快さといったベクトルとは正反対の、太い線の目立つ、どろどろ濃密な線画の世界で独自のオッパイワールドをひた走る安藤裕行氏。表紙よりもかなり癖のある絵柄は人を選んでしまうかもしれない。技術的には成長途中のものを感じるけれども、巨乳への意志は非常に強い。オッパイ星人としてはここがひとつのポイントだね。
 評価の便宜上、巨乳的嗜好の中に乳吸いと乳首いじりを挙げてたけれど、パイズリとの間にはかなりの格差がある。パイズリ一点主義の作品と考えた方が近い。
 全短編9本中、パイズリがあるのは7本。
 パイズリは基本的に射精感に重点が置かれている。みっちりと挟まれた密着感ではなく、乳房の谷間から噴射するその噴射具合、射精の瞬間に力点が置かれている。まるで間欠泉のように噴き上がる精液は、凄いの一言に尽きる。
 3Pで男性にのしかかってするパイズリがあるが、それが3頁も展開されている。シックスナインみたいな格好をしながらパイズリしてくれているのだ。ああ、この作者さんはオッパイ星人なんだなあ、とうれしくなっちゃうね。
 だからこそ、安藤裕行氏にはお願いしたい。パイズリの肝は、ペニスがオッパイに挟まれるその挟まれ感、密着感である。射精感だけではなく、密着感にも充分フェティッシュをこめてほしい。そうなれば、ミルフィーユ氏のライバルになる可能性を秘めている。
 ぱいヌキ
 
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