『隣のみなの先生4』 MGジョー
●出版 茜新社
●定価 1429円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 母乳搾り
 

 
REVIEW

隣のみなの先生4" 2008年2月発売。
 MGジョー氏8冊目の単行本。
 エロ漫画の中ではシリーズものは珍しい。たいていは1冊の中にいくつも読み切りが入っている。1冊まるごと1つの長編というのは希有な方だが、何巻もつづくというのはほとんど聞かない。それだけ好評を博した理由は、本書を読めばすぐにわかる。
 ヒロイン3姉妹は、主人公の隣に住むという設定。独り暮らし状態の主人公は彼女たちの家にあがりこんで、文字通り毎日毎日、今日は長女、明日は次女、明後日は三女とばかりにとっかえひっかえ、いつでもどこでも欲情&セックスしている。凄いね。このエロテンションの高さ、エロの密度。明るく濃厚な複数プレイも凄く印象的だ。複数プレイさせれば簡単にエロくなるわけではないのだけれど、MGジョー氏はハーレム的エロさの何たるかをわかっていらっしゃるね。
 ヒロインはほとんど全部爆乳ボディ。むっちりして、非常にエロさののった艶かしい身体。肉感的という言葉がぴったりとエロエロボディ。太いわけではないけれど、全身から肉感が泌みだしてくる。そしてそのボディに象徴されるエロエロねっとりセックスが展開されている。それだけエロをたっぷり展開させながら、でも、ストーリーの流れをうねらせて読者を惹きつけ、しっかりゴールに着地させている。この手腕は凄いね。本当にいいエロ漫画です。
 ただ、巨乳プレイとしては、ほぼ母乳搾りのみ。2頁連続で母乳を搾っているシーンがある以外は、2、3カ所、ワンポイントリリーフ的にワンカット乳搾りがある程度。決して全編母乳三昧ではない。だから、オッパイ星人から見たお薦め度はBランクになってしまうのだけれど――それはこの作品のエロさに対しても作者に対しても凄く失礼な評価だけれど――エロ漫画としては間違いなくAランクだ。エロ漫画として見事に大衆性を獲得している。巨乳的にはBランクとわかっていても、本棚にそろえたくなる一冊だ。
 隣のみなの先生(4)
 
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