『MAMAMA』 飛龍乱
●出版 茜新社
●定価 1429円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 乳吸い・乳首いじり
 

 
REVIEW

MAMAMA"  2008年2月発売。
 飛龍乱氏31冊目の単行本。
 値段が高いのは初回限定版のため。『MAMA』のドラマCDが特典として封入されている。セールスが出たからこその特典であり、漫画家にとってはこれほどうれしいことはない。おめでとうございます。
 内容は巨乳フェチものというより、ママフェチ、母子相姦もの。父は単身赴任、ヒロインである母親は小学生の息子と二人で生活中。しかし、息子が高熱を出して寝込んでいたとき、看病のついでに息子の射精に遭遇してしまったことから、こっそり息子に薬を盛ってセックスするようになる。そのことに気がついた息子も、こっそり母親に薬を盛って寝ている母親のオッパイを吸い、挿入してしまう。さらに自分がママの行為を知っていることをばらして、それを機に一気にママとのセックスを加速させていく。
 収録されている11本のうち、表題作になっている「MAMAMA」は7本だが、その7話の物語に、飛龍乱氏の漲るリビドー、ママに対する強い欲望をひしひしと感じる。巨乳への愛撫は少ないが、そのあふれる母性への欲動で一気に読まされてしまう。迫力のある長編だ。
 巨乳フェチ的には、乳吸いが一番多い。ママ=母性ならそなえていてほしい、母乳もしっかり放出されている。その次にフェチが描かれているのは乳首いじりだ。だが、巨乳フェチだけに限定するなら、その数は決して多くない。乳吸いにしても10話のうち半数くらい、それも1回あたり3、4カットで、「乳>膣」を信条とするオッパイ星人にはもの足りなく感じるだろう。乳吸いと乳首いじり以外は巨乳フェチのプレイはおさめられていないため、「乳=膣」を信条とするオッパイ好きの方が楽しみやすいだろう。巨乳に対するあふれんばかりのリビドーではなく、母親を犯したいという欲望を楽しむために購入するのがお薦め。
 Mamama初回限定版
 
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