2007年12月発売。
コバルト機氏2冊目の単行本。
タイトル通り、OL中心の物語である。ヒロインはほぼ巨乳、表紙も乳房が尖っていて巨乳へのフェティシズムを期待してしまうが、『えっちOL裏情事』はあくまでも変態OLを楽しむためのものであって、オッパイへの愛撫を楽しむためのものではない。
パイズリ、0。乳首いじめ、1カ所。乳吸い、1カ所。乳揉みは数カ所あるが、どれも1カット描かれてそれで終わり。ローアングルで捉えた背後からの乳揉みがなかなかそそるが、やはり1コマ。かろうじて乳吸い⇒乳首いじりの連続技が1カ所だけあるが、それも数カット。しかし、それは当たり前のことなのだ。本書はオッパイ星人のためのエロ漫画ではなく、OL好きのためのエロ漫画なのだから。
短編は9本おさめられているが、オッパイ目当てで購入してしまうと、オッパイ星人もオッパイ好きも満足できないだろう。あくまでもちょっとヘンタイなOLを目当てにして突撃するのが、正しい態度である。Cランクとは、作品的価値がないとかエロさが足りないとかいう意味ではなく、オッパイ星人やオッパイ好きがオッパイ目当てで買ってはいけないという警告にすぎないのだから。乳への愛撫をことさら求めず、OLとのセックスを望む人に楽しんでほしい。
|