『お乳屋本舗』 八十八良
●出版 ワニマガジン社
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 フォルム・乳吸い・乳首いじり・乳揉み
 

 
REVIEW

お乳屋本舗 2007年12月発売。
 八十八良(やそはち・りょう)氏の初単行本。
 「お乳屋本舗」というタイトル通り、ヒロインは全員巨乳。若干若い絵柄のものも混じっているが、ボリュームについてはオッパイ星人もオッパイ好きもほほ文句はないだろう。乳房に対するアングルもパターンではなく、乳房への欲望が感じられる。
 だが、「オッパイ星人本舗」ではないようだ。むしろ、「オッパイ好き本舗」と言った方が内容は近い。
 なるほど、乳吸いはある。乳首じりもある。乳揉みもある。しかし、乳吸いだけで1頁、乳揉みだけで1頁、乳首いじりだけで1頁というのは1つもないのだ。「乳揉み・乳吸い・乳首いじり」3つあわせて1頁、あるいは「乳揉み・乳吸い」合わせて1頁というのがある程度。2頁連続という、「オッパイに走っている!」というエネルギーやフェチへの暴走ぷりっはない。だが、その暴走をこそ、オッパイ星人は望むものなのだ。もしたとえ「乳揉み・乳吸い・乳首いじり」の3コンボであろうと、あるいは「乳揉み・乳吸い」のコンビプレイであろうと、全12本の短編に必ず2頁ずつ乳責めシーンが描いてあれば、Aランク――オッパイ星人に対してお薦めできるレベル――にしていただろう。
 だが、本書はオッパイ好きのための一冊である。オッパイ星人にはお薦めできない。膣よりも乳という強いフェチを持つオッパイ星人にとっては、もの足りなく感じてしまうだろう。
  

 お乳屋本舗
 
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