2006年6月発売。
東鉄神氏6冊目の単行本。「あずま・てっしん」と読む。
主人公には、雪乃という関西弁の彼女がいる。だが、いまだに主人公はもとかののことが忘れられずにいる。寝言で「あるみ……」と、ある夜突然行方不明になってしまったもとかのの名前を口にしてはいまかのに殴られる始末だ。ところが、その行方不明のもとかのがひょっこり戻ってきて……というお話である。その後の展開は、帯の通りだ。「もとかのといまかのとH三昧ゥ 3Pもあり!? エロエロ&ドタバタの同棲生活!!」
コンビニ連載という制約の中、どうしても具体的なオッパイ愛撫は断片的にワンカット挿入的にならざるを得ないが、その中でも9話中8回も乳揉みを入れてみたり、5回も乳吸いを入れてみたり、4回も乳首いじりを入れてみたりしているのは、実にすばらしいことだ。オッパイへの欲望が底流に流れていなければできないことである。まさにオッパイ星人のなせる技だ。また、ヒロインあるみが、オッパイを吸われるとイッてしまうという設定になっているのもいい。
巨乳フェチ的には、乳吸いが一番いい。回数では乳揉みの方が多いが、1回あたりのコマ数が違う。乳揉みは1カットがほとんどだが、乳吸いでは3カットが標準なのだ。東鉄神氏のオッパイへの欲望は、乳吸いとして第一に表われるらしい。乳吸い好きにはうれしいことだ。
パイズリは2回ほど用意されているが、2回とも射精にはいたっていない。あるみの性格からすると正しい展開だが、オッパイ星人としては少々残念な限りだ。東鉄神氏に対しては、オッパイ星人を代表して、是非とも射精までのパイズリを描いていただきたいと願う次第である。
『もとかの』は全2巻のお話である。下巻には、いい意味で衝撃を受けた。ストーリーも、そしてオッパイもと求める人にはいいシリーズだろう。
オッパイ星人への推奨度はAランク――オッパイ星人にもオッパイ好きにもお薦めできるレベルだ。1巻を購入した方は人は、是非とも2巻も購入して、作者の力量を味わってほしい。
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