『天使のキュッ』 朝森瑞季
●出版 竹書房
●定価 562円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 パイズリ・乳揉み・乳吸い・乳首いじり
 

 
REVIEW

天使のキュッ  2006年6月発売。
 朝森瑞季氏の初単行本。
 収録されている短編は11本。全体的に短めである。コンビニ連載らしい、ライトタッチな、ちょっと感傷的な、最後はハッピーエンドで終わるストーリー。その中で、きっちりエッチシーンがエロく描かれている。作り手でない人間は、よくあるありきたりなストーリーだと軽んじるかもしれないが、毎回20頁若の制限の中で、毎回1/3以上を、ときには1/2をエッチシーンに割り当てながらストーリーを運んでいくのは、決して簡単なことではない。その奥には、素人には見えない技術が隠されているのだ。
 コンビニ雑誌という制限のために、どうしても巨乳への具体的なプレイは細切れのワンカット挿入(多くても4カット)になってしまうが、それでも乳揉み、乳吸い、乳首いじりがすべて7回描かれている。このこだわりはコンビニ連載ものとしては誉めるべきだろう。パイズリは3回だが、5〜6カットできっちり射精まで描かれている。
 巨乳フェチ的には、「悩める果実」がいい。本書の中でも一番の爆乳ヒロインが登場するのだ。胸のでかさのためにデート中にこけちゃう女の子のお話である。買おうかどうか迷っていた鏡の背中を押したのは、この短編だった。馬乗りパイズリするときの胸のボリュームやたわみ具合がよく描けている。また、挿入中もほとんどずっとオッパイをつかんでいる。
 非コンビニ連載のものと同じ連続カットを期待すると、少し肩すかしを食らうかもしれないが、コンビニ連載ということを考えると、非常に巨乳フェチ的にはコストパフォーマンスのいい一冊だ。朝森瑞季氏の作品の中でも、一番の巨乳作品である。
  

 天使のキュッ
 
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