『嬲者』 F・S
●出版 三和出版
●定価 924円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳揉み・乳首いじり・乳吸い・パイズリ・乳押しつけ・搾乳
 

 
REVIEW

嬲者 2007年2月発売。
 メローナエキドナメナスなど、クイーンズブレイドシリーズのキャラクターデザイン&イラストで有名なF・S氏の単行本3冊目。
 ヒロインは全員爆乳。F・S氏特有の、縦に細長く、しかしツンとそりかえってボリュームたっぷり、房のように突きだしたいやらしいオッパイが、どの頁を開いても描かれている。
 巨乳フェチ的には抜群に乳揉みがいい。オッパイはほとんど後ろから揉みしだかれ、こねまわされている。そして、揉みしだかれてひしゃげ、揉み寄せられてたわむそのエッチな変形っぷりが、濃密に描かれているのだ。わしづかみにされたときの指のめり込み具合といい、揉みしだかれて双つの乳房が押し合いながらたわむその具合といい、実にフェチたっぷり。デフォルトで描かれる乳房の形が縦長をしているだけに、揉まれたときにまあるくむっちりとたわむその変形具合がことさらエロく映えるのだ。
 乳揉み的には、特に「不良性徒」での1頁にわたるバックからの乳揉み、「淫者屋敷」での3頁にわたる乳揉みと乳首いじりのコンビネーションが、ずば抜けていい。普通の人は辟易してしまうのかもしれないが、オッパイ星人はずっと長い間オッパイを愛撫していたいと願う人種なので、2頁にもわたって乳揉みがあると凄くうれしくなっちゃうね。すばらしいフェチっぷりだ。収録されている13本のうち、11本が乳房を揉んでいるという徹底ぶりからも、乳揉みへの濃い執着がわかる。
 乳揉みの次にいいのは、乳首いじりと乳吸いだ。乳首いじりとしては、「母子相愛」で爆乳ママがバックからさんざん乳首を弾かれ、コリコリとつままれ、バストを搾られて母乳を噴射しているシーンがいい。その量、実に3頁。搾乳はこの1回だけだが、いい乳首いじり&搾乳だ。乳吸いも、13本中6本で描かれている。まさに怒濤の乳責めだ。
 パイズリは1回しかないが、3頁若にわたって展開されている。また、お風呂場で背中にオッパイを押しつけてこすりまくるプレイも1頁近くある。
 お話は、無理矢理犯しているのがほとんどだが、陵辱嫌いの人が毛嫌いするほどのどぎつさはない。むしろ、「無理矢理テイスト」のおかげでオッパイを犯しまくるという快感をより強く味わえる。オッパイへのこだわり=乳シズム的には申し分なし。最高位の五つ星。オッパイ星人へのお薦め度は、Aランク。もし乳揉みが13本全編にわたってフェチたっぷりにこめられていれば、間違いなくSランクの作品だった。前作『捕虜の掟』はフタナリだから……と敬遠していたオッパイ星人も、細長い形状のオッパイが気に入れば、文句なしに本書を楽しむことができるに違いない。非常に素晴らしい、巨乳漫画である。
 

 嬲者
 
F・S作品/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームなし)
エロ漫画/批評トップ