『イチャメチャ』 瀬菜モナコ
●出版 ティーアイネット
●定価 924円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳吸い(母乳)・乳揉み・乳首いじり
 

 
REVIEW
イチャメチャ

 2005年7月発売。
 瀬菜モナコ氏初単行本。
 もんてかるろ屋という同人サークルを率いているが、オッパイは非常に立体感があって、まあるいゴム毬みたいな形をしている。弾力抜群の、凄く張りのあるお餅みたいなオッパイだ。そして、存在感のある乳輪と乳首。非常にフェティッシュな描写具合である。これだけで本人がオッパイ星人だというのがわかる。
 『イチャメチャ』に収録されているのは、8本の短編。女の子は全員巨乳、ほぼ全員Gカップ以上である。乳シズムは前半の短編が濃く、後半にしたがって薄くなってくるが、それでもそのオッパイの盛り上がりは変わらない。
 お話は様々だ。母乳が出ちゃう女子高生が初めて彼氏とデートするお話。匿名で届いたメールに記されていたアドレスを開くと、自分の教え子に似た子が写っていて、それは教え子に似ていた……というお話。
 基本的にファンタジーものはなく、学園ものである。受験生が人妻とやっちゃうお話もある。
 巨乳フェチ的には、母乳の女子高生の初デートを描いた「搾りたてをど〜ぞ」がいい。べろりと男の舌が出て、乳首に向かって伸び、乳首に到達し、べろんと舐めあげる。その一連をクローズショット3連続で描いてさらにちゅぱちゅぱ吸わせているのだ。その乳舐め⇒乳吸いシーン、4頁。この情熱には、オッパイ星人として拍手を贈りたい。バックから挿入しながらしっかり乳房を搾って母乳を出しているところも、また対面位で、ピストンしながら乳房を吸っているのも、非常にいい。実に巨乳へのフェティシズムあふれる一本である。
 匿名のメールが送られてくる「少女・不登校」もいい。最初のエッチシーンはフェラチオで始まるので「これは乳愛撫なしかな」と思っていると、2頁にわたって乳房を揉んだあげく、1頁にわたって乳房をしゃぶってくれるのだ。巨乳への欲望がよく乗り移ったシーンだ。
 全体を通してパイズリは1回だけだが、瀬菜モナコ氏なら、パイズリがなくても、そのねっとりとした乳揉みと乳吸いで充分だ。全編が上記2本の短編と同じレベルのこだわりようなら、間違いなくSランクの最高評価をつけていた。後半乳愛撫は失速するが、それでもAランク。お薦めしたい一冊である。
 イチャメチャ
 
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