『ぷにねえ』 BENNY’S
●出版 晋遊舎
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳首責め・乳揉み・乳吸い・パイズリ・乳揺れ
 

 
REVIEW
ぷにねえ

 2004年9月発売。
 BENNY’S氏5冊目単行本。
 女性の描き手らしい、少女漫画的な線画のラインが特徴的。
 ヒロインは全員爆乳。母性的な優しさのある女性が多い。全員Iカップ以上のボリュームの垂れ乳の持ち主である。といっても高さのない垂れ乳ではなく、中腹はたっぷりとふくらみながら、ドリルの先端みたいにツンと細く尖った形のフェチ臭たっぷり、重量感たっぷりのオッパイだ。やわらかく、重そうなオッパイである。

乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントするという基準で見た場合、
 乳揉み11(挿入中1)・乳首責め9(挿入中1)・乳吸い3・パイズリ2(すべて射精)・乳揺れ2。合計27

 「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイの充実度」はAランク。つまり、オッパイ星人でも満足できるレベル。
 秀作と言っていい。
 特徴はとにかく前戯の巨乳プレイが多いこと。挿入中というのは非常に少ない。その分、ねちっこさを感じることができる。
 巨乳フェチ的には、乳首責めと乳揉みが突出している。中でもすばらしいのは「乳揉み⇒乳首責め」のシークエンスが充実していることだ。「乳揉み2カット⇒乳首責め5カット」のシークエンスが2回もある。とにかく、乳首責めにはたくさんのカットが割かれている。
 乳吸いもいい。「乳揉み1カット⇒乳吸い4カット⇒乳揉み1カット」のシークエンス。「乳吸い2カット⇒乳揉み1カット⇒乳首責め2カット」のシークエンス。「乳揉み1カット⇒乳吸い4カット⇒乳首責め1カット」のシークエンス。
 「エレベーターパニック!」という短編の中では、エレベーターの中で主人公と委員長が閉じ込められてしまう。そこでの乳首いじりから

乳吸いへの3頁がすばらしい。
  友達のお母さんとエッチしてしまう「友達の……」もいい。巨大なボリュームの乳房にずぶずぶと指をうずめて乳首をぐりぐりと押しつぶして嬲るシーンが実にそそる。

  ここまで乳房に指を沈み込ませて乳首を押し嬲るシーンというのは、エロ漫画ではなかなか見ることができない。BENNY’S氏のフェティシズムは――オッパイへのリビドーは、乳首に向けられている。
 乳揺れもなかなかいい。
 チャイナドレスの爆乳女性に、乳房を剥き出しにさせてその場でジャンプさせ、ぶるんぶるんと乳房を跳ねさせているシーンがそそる。乳揺れのために5カットも費やすマンガ家さんは、初めて見た。一見の価値あり。
 パイズリもなかなかいい。
 回数こそ2回だが、両方とも射精している。特にすばらしいのは、6カット連続でパイズリした後、乳首でペニスをこするシーン。4カット連続の乳首こすりで、あえなく主人公は射精してしまうのだ。
 永久保存品だね。
 『ぷにねえ』は、いくら褒めても褒めたりない。『ぷにねえ』は、そのでっかいオッパイへの舌と手による乳首責めを堪能するためのものだ。乳首愛撫のエロ漫画としては、非常に抜ける一冊だ。乳首いじりのベスト3に入る秀作だ。垂れ気味のオッパイが嫌いな人にも、BENNY'S氏は初めてという人にも、是非手に取ってほしい。
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