『ラフえっち』 天崎かんな
●出版 双葉社
●定価 600円(税別)
●乳シズム ★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 パイズリ(ダブルパイズリ)・乳吸い
 

 
REVIEW
ラフえっち

 2006年8月発売。
 天崎かんな氏7冊目の単行本。
 「LAUGH H」と書いて「ラフエッチ」と読む。「LAUGH」とは、英語で笑うという意味である。その名の通り、明るく笑って抜ける作品集だ。帯には「エロおもろい」というキャッチコピーがついている。
 お話は様々だ。AV撮影のADをやっている男の子が女の子と恋仲になるお話、コンビニの店員が、いつも決まった時間にやってくる女の子とエッチしちゃうお話。非常に馬鹿全開のまさに「笑って抜ける」お話もある。どれもこれもきれいにまとまって、天崎かんな氏の器用さを物語っている。
 ヒロインは全員巨乳。爆乳と言った方が近いボリュームだ。オッパイの描写もエロイ。形のいい、凄くエロいオッパイをしている。その乳房の描き具合だけで、天崎かんな氏がオッパイ星人だということがわかる。
 ただ、コンビニ連載だった性格もあってか、乳房への愛撫は抑えめだ。乳揉みはなく、乳首いじりもほとんどなし。乳房への愛撫は、乳吸いのみである。オッパイがブラの中で傾いたり、たわんだりと乳房に対するこだわりは充分感じられるのだけれど、オッパイ星人がほしいbreastwork、すなわち、「乳房への愛撫」は控えめだ。
 パイズリは3回。そのうち1回はダブルパイズリである。パイズリの中では、このダブルパイズリが一番よかった。個人的には、あと4頁増えた状態で、乳吸いや乳揉みやパイズリが増えた物語を見てみたいものだと思う。
 お話は、おもしろく楽しく、巨乳プレイは少なめだけどエロい一冊だ。
 ラフえっち
 
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