1999年8月発売。
天崎かんな氏処女単行本。
『姉ちゃんより愛を込めて』『CRIMINAL DRAGNET』など、後々のシリーズの元となるキャラクターたちが登場する。他の単行本にはないほど、内容がバラエティに富んでいる。ファンタジーものの短編が1本おさめられているのも、他の単行本にはない特色だ。また、他の単行本と違って、一番巨乳フェチが集まっているのが、乳吸いというのも変わっている。
パイズリは2回。そのうち、「おやすみの刻限」で描かれている馬乗りパイズリがいい。
巨乳フェチ的には、超能力学園に在籍する少年と先生の話を描いた「PSY SCHOOL」で、両方のオッパイを同時に吸っているのがいいが、残念なことに1カットのみ。しかし、「AV大作戦」では、数カットにわたって乳首を舐めている。珍しくクローズショットが使われている。
ただ、全体的に乳愛撫やパイズリの比率は少ない。巨乳への欲望を剥き出しにした短編集というより、エロ漫画の短編集である。他のシリーズを持っている人間にとっては重複する短編もあるが――『CRIMINAL
DRAGNET』の第1話が掲載されている――エロ漫画としては充分楽しめる内容ではなかろうか。
ただし、現在は絶版となっている。
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