『ミルクママ』 ゆきやなぎ
●出版 富士美出版
●定価 952円(税別)
●乳シズム ★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳吸い(母乳)・パイズリ
 

 
REVIEW
ミルクママ

 2005年6月発売。
 ゆきやなぎ氏6冊目の単行本である。
 『ミルクママ』は、看板に偽りなしのエロ漫画だ。
 『ミルクママ』のタイトル通り、ミルク(母乳)の出るママが登場する。それが表題作にもなっている「ミルクママ」3編である。主人公が(恐らく)高校生になった今でも、毎朝日課のようにエッチな爆乳ママの母乳を搾っているお話だ。
 乳シズム的にはこれが抜群にいい。表題作「ミルクママ」3編だけならば、文句なしに乳シズムは最高の五つ星、推奨ランクは最高のSである。
 6連続カット2頁にわたってのフェティッシュな乳吸い=母乳吸い。8連続カット4頁にわたる息子へのママのパイズリ。ミルクママは、ミルクを吸わせてくれるママであると同時に、ミルクを搾り取るママでもあるのだ。
 「ミルクママ」には、4連続カットの乳吸いも、またまた6連続カットの乳吸いもある。ピストンしながら、双つの乳房を同時に咥え込んで思い切り吸い伸ばしている珠玉のカットもある。「ミルクママ」3編を読み終わった時点で、これを買ってよかったと思った。「ミルクママ」だけならば、『ミルクママ』は間違いなく2005年発売作品の中で巨乳フェチ度ナンバーワンだっただろう。
 「ミルクママ」以外のお話でも、登場するのは爆乳のヒロインだ。ただ、フェティシズムは抑えめ。1カットで乳を揉み、1カットで乳を吸うという感じで、あっさりめに仕上げてある。「ミルクママ」でどろどろ濃密のフェティシズムを見せたあとは、淡いフェティシズムを爽やかに楽しんでね、という感じだ。
 パイズリは全編通じて4回。そのうち3回が、表題作「ミルクママ」に集中している。
 『ミルクママ』のすべては「ミルクママ」にある。個人的には、もう一度、いや、一度と言わず二度でも三度でも、「ミルクママ」を見たい。「ミルクママ」は母乳吸いフェチとしては、最高のエロ漫画だ。
 ミルクママ
 
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