2007年10月発売。
カマキリ氏17冊目の単行本。ベテランである。
フォルム重視の一冊である。とにかく、ロケットみたいに尖ったオッパイのフォルムが、美しく、エロい。魅せられると同時に、欲情させられる。揉まれても、パイズリしていても、そのフォルムがエロ美しい。またトーンワークも丁寧で、映像的に乳房をエロく見せること、描くことに作者なりのパトスを充分感じることができる。
『ごっくんHONEY』は、決してオッパイへの愛撫にあふれているわけでも、むせ返るような濃密な乳フェチに満ち溢れているわけでもない。乳吸いは2、3カット、乳揉みも1、2カットある程度だ。パイズリは1回程度。具体的な乳房への愛撫は非常に控えめである。
けれど、どの子もロケットオッパイをぶら下げて、それがエロく描かれているのだ。やさしくもみもみされていも、やっぱりその形が、オッパイの艶が、妙に色っぽく、エロイのだ。まさにエロ乳、エロロケットオッパイである。乳房への具体なプレイを期待するものではなく、純粋に丁寧に描かれた乳房のフォルムを、その魅力を楽しむための一冊と言えよう。
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