河本ひろし『乳ばっか!!』
●出版 ワニマガジン社
●定価 857円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク ABC
●フェチ嗜好 乳揉み・乳吸い・乳首責め・乳揺れ・パイズリ・乳押しつけ
 

 
REVIEW
河本ひろし『乳ばっか!!』

 2003年作品。
 乳ばっかで大いに結構! 乳歓迎、乳ばっか大歓迎!!
 河本ひろし氏自身、「割と自由にやらせてもらったので、ストレスなく楽しく描けた作品が多い」とサイトで書かれている通り、乳シズムがのっている。氏の中では最高の乳シズム作品&母乳作品。
乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
 乳揉み10(挿入中1)・乳吸い5・乳首責め6(挿入中1)・乳揺れ8・パイズリ7(射精1)・乳押しつけ2。オッパイたぷたぷ1。合計、39
 「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイ充実度」は、最高のAランク。40近くに達することは、滅多にない。これはすばらしい巨乳フェチ漫画だね。中古以外、手に入れることができないのが本当に残念。電子書籍でかまわないので、是非販売してほしい。
 母乳吸いや母乳搾りのプレイが多く、それがシークエンスで描かれている。「乳揉み1カット⇒乳首責め1カット⇒母乳吸い3カット」「乳揉み3カット⇒乳首責め2カット⇒母乳吸い4カット」「乳揉み1カット⇒母乳吸い4カット⇒乳揉み2カット⇒乳首責め1カット」。他にも母乳は出ないが、「挿入中の乳揉み1カット⇒乳首責め2カット」「乳揉み2カット⇒乳首責め3カット⇒乳吸い6カット」というのもある。
  個人的によかったのが、「きて!きて喫茶店」と「ホンコンミルクを飲んでみよう!」、「絶対整体師」。
 「きて!きて喫茶店」は、ライバル店ができてすっかり客の来なくなった喫茶店の姉妹のお話。打開策としてエッチな服に着替えたはいいが、そのまま妹の彼氏の前で爆乳を揉み搾って、ミルク射乳。彼氏も乳搾りをしてそのまま乱交というストーリー。妹の爆乳を引き伸ばしてミルクを発射させるカットが、実にグー。
 「ホンコンミルクを飲んでみよう!」は、憧れの香港にやってきた主人公が食あたりになってしまうところから始まる。漢方店に連れ込まれた主人公は、開発中の新薬をテストされることになる。それが、爆乳チャイナドレス娘、小梅の母乳だったのだ。母乳を、オッパイを、チューチュー吸い立てるカットが連続していて、実にグー。
 「絶対整体師」は、姉とともに整体師を営む主人公の話。姉が不在の間に、胸を小さくしてほしいと爆乳娘が訪れる。姉に電話すると、勘違いした姉は揉んで吸って犯せばいいのよ、と胸を大きくするための方法を伝授。主人公は爆乳娘とエッチすることになる……というお話。女の子の乳首を後ろから責めるカットが、女の子の表情もグー。
 様式化の気配は消え失せ、実に自由な、明るいムンムンの乳シズムが薫りまくっている。河本ひろしの巨乳マンガに乳門したいオッパイ星人には、本書が一番お薦め。
 唯一の欠点は、7回のパイズリのうち、射精がダブルパイズリの1回しかないということ。それでも、このフェティシズムには充分満足できるはずだ。アマゾンの中古でも手に入れておきたい逸品である。

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