河本ひろし『国宝乳娘茶味』
●出版 三和出版
●定価 876円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 乳揉み・乳揺れ・パイズリ・乳吸い・乳首責め
 

 
REVIEW
河本ひろし『国宝乳娘茶味』

 2001年作品。
 乳フェチにも様々ある。濃密なもの。淡白なもの。重厚なもの。ノリの軽いもの。淫性の強いもの。淫性の薄いもの。河本ひろしの場合は、さしずめライトな部類に分類されるだろう。
 お目目ぱっちりのアニメライクな童顔に、風船のようにまんまるい豊満な爆乳。ライトでコミカルタッチなノリ。決して痛さのない展開。そういう味わいを求める人には、河本ひろしはうってつけだ。
 顔よりも大きな、まんまるいオッパイ。わかりやすいオッパイの弾み方と、わかりやすいオッパイの伸び方。背後から双球を寄せられてふたつのエッチな楕円が並んで歪むカットが、何度も何度も現れる。現実にはこんなふうに弾みはしないのだけれど、それを敢えてやってしまうところに、ひとつの乳房の美学とエロティシズムがある。これがイメージの世界だ。これが乳房のイメージだ。そして、これがなければ、河本ひろしではない。
 今回、『国宝乳娘茶味』では、乳揉みがかなりねちっこく描かれていた。勿論、お得意のコミカルな雰囲気が漂っているけれども、それでも、執拗にオッパイが揉まれるシーンが多かった。
乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
 乳揉み14(挿入中2)・乳揺れ5・パイズリ4(射精1)・乳吸い2・乳首責め2・オッパイたぷたぷ1。合計、28
 「オッパイ星人への推奨ランク=巨乳フェチプレイ充実度」は、Aランク。あと2つあれば、Sランクだった。オッパイ星人でもオッパイ好きでも、充分満足できるハイレベルである。この数字はすばらしい。文句なしに巨乳フェチのエロ漫画だね。
 唯一の欠点は、4回のパイズリのうち、射精が1回しかないということ。それでも、この乳揉みの多さは充分満足できる。河本ひろし氏の場合、特に前戯での乳揉みが多いので、オッパイ星人はさらに満足できるのではなかろうか。河本ひろし氏に乳門したいのなら、是非持っておきたい1冊だ。

 国宝乳娘茶
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