みやびつづる 『肉嫁』
●出版 司書房
●定価 857円(税別)
●乳シズム ★★★★
 

 
REVIEW

 2003年作品。名作『艶母』で有名な人妻もののスペシャリストの一人、みやびつづる氏の5冊目の単行本。
 舞台は、代々村の大地主で村一番の旧家・高柳家。
 そこの長男の嫁としてやってきた巨乳妻・みつ子のお話です。
 旦那には凄いエロジジイがいて、これが服の中に手を突っ込んで乳を揉むわ、ピストンで突きながら乳房をしゃぶるわ、いい乳シズムを出してます。
 おまけに旦那のブサイクな弟・光二も、途中からみつ子のボリュームたっぷりのたぷたぷの爆乳をしゃぶる、しゃぶる。一度関係すると、何度も関係を迫ってまた後ろから揉み、搾り、母乳をほとばしらせます。これが実に陰湿でエロい。
 お話は途中から意外な展開を見せますが、ご都合主義を感じさせないところが素晴らしい。あれだけ前半陰湿なエロをまき散らしておいてしっかり物語として収束させる手腕は、並大抵ではありません。乳シズムは四つ星ですが、作品のお気に入り度は文句なく五つ星。ずっと手元に置いておきたい一冊です。
  肉嫁
  肉嫁