『E.stage companions』 草原空貴

●出版 メディアックス
●定価 1000円(税別)
●乳シズム ★★★★★
●巨乳ランク BC
●フェチ嗜好 パイズリフェラ・フェラチオ・乳吸い
 

 
REVIEW

 2002年11月発売。
 草原空貴氏といえば、華やかな女性である。エレベーター・ガールにレースクイーン、そして、バニーガール。非常に女性性が高く、足のきれいな高値の花の女性が似合う。
 本書『E.stage companions』にも、エレベーター・ガールとバニーガール、巨乳アイドルに女教師が登場する。誰もが足が長くてオッパイの大きい高嶺の花の存在である。そんな彼女たちにパイズリされたり、フェラチオされたり、セックスしながらオッパイを吸ったりするのが、『E.stage companions』だ。
 処女作『Oh-舞Bunny』は、フェラチオが一番のフェチ対象だったが、本書『E.stage.companions』では、巨乳がそのポジションにおさまっている。乳房を揉んだり吸ったりしたときのヒロインの反応もいい。エレベーターガールのオッパイを吸うシーンでも「あんッ」と喘いでいるし、リゾート地で知り合った女性とのエッチシーンでも「「あんッ」「はぁっ」と思い切り感じて「もっと強くもんで」とリクエストすらしている。オッパイ星人が欲しいのは、「乳房を揉まれ/吸われている映像」ではなく、「乳房を揉まれ/吸われて感じているヒロインのエッチな姿」だけれど、それがちゃんとつまっている。おかげで読んでいて凄く興奮してくる。
 『E.stage companions』で巨乳フェチ的に一番よかったのは、パイズリだ。7本収録された短編のうち、パイズリがあるのは4本。4回ともパイズリはパイズリフェラだ。エレベーターガールが、爆乳アイドルが、リゾート地の上品なお姉さんが、眼鏡の女教師がたっぷりとパイズリしてくれている。
 眼鏡の女教師は2頁にわたってパイズリしてくれているし、エレベーターガールだって、3頁にわたってパイズリしたあと、射精したペニスをフェラチオしてまた射精させている。
 圧巻は、爆乳アイドルのパイズリと、リゾートギャルのパイズリだ。爆乳アイドルの場合、前半はヒロインが主体となって動いて、後半は主人公が馬乗りになってパイズリフェラを4頁にわたって繰り広げて射精させたあと、その後2頁にわたってヒロインが濃密なフェラチオをしている。このパイズリフェラ⇒フェラの連続が凄い。リゾートギャルにいたっては、5頁にわたる濃密なフェラで射精させたあと、最初はヒロインが動いて、後半は主人公が馬乗りになって、合計3頁半にわたってパイズリフェラをしている。エロ漫画史にも、パイズリ史にも残るようなパイズリだ。しかも、それをする相手が格別きれいな女性ときている。セックスしながらオッパイを吸うシーンもあり、草原空貴氏の著作の中では、ダントツで乳シズムが高い。乳シズムでは最高の五つ星、安心してお薦めできる――Aランクの――一冊だ。

 

 E.stage companions
 E.stage companions
草原空貴作品/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームあり)
エロ漫画/メニュー(フレームなし)
エロ漫画/批評トップ