2000年2月発売。
清水清氏2冊目の単行本。
かの古典中の古典、三国志をベースにした、とってもボインでコミカルな、ゴキゲンポルノコミック、『三国志艶義』の下巻である。 三国志の登場人物、男だった曹操を女傑に変え、諸葛亮を死なせてその妻を出演させるなど、なかなか憎らしい演出。
その物語も、巨乳とともに去りぬ。
ではなくて、わびしさと去りぬ。
さんざんエロエロ、乳乳、馬鹿馬鹿で来たお話も最後はちょっぴりしんみりと。しょっぺえや、とはならぬが、わびしさの残るエンディング。そのわびしさ具合もまた心地よし。
登場するヒロインは、全員巨乳から爆乳。どの女の子の乳房も、ぽゆんとしたやわらかさ、そのたわみ具合がフェティッシュに描かれている。フキダシを一切排除し、効果音的に喘ぎ声を配置したエッチシーンは、独特の味わいがある。これもひとつのエロスである。
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