九連宝燈 『九連宝燈』
●出版 オークラ出版
●定価 922円(税別)
●乳シズム ★★
●推奨ランク BC
●フェチ嗜好 パイズリ・乳吸い・乳首いじり・乳揉み
 

 
REVIEW

 1995年発売。
 『九連宝燈』と書いて、「ちゅうれんぼうとう」と読む。
 作者はもうこの世にはいない。デビュー後わずか8カ月、24歳の若さで夭逝。『週刊少年チャンピオン』月例賞で奨励賞を受賞した後だった。ご冥福をお祈りします。
 さて。
 山口譲司のアシスタントという経歴の通り、癖のある濃い絵柄が特徴的だ。好き嫌いはあるだろうが、巨乳へのフェティシズムはなかなかのものだ。
 一番巨乳的にいいのが、ひろみに惚れられた葉子のシリーズ。女の子に告白され、殴ろうと思うが殴れず悩んでみたら、相手は男だった……というお話だ。
 このひろみが一番の巨乳である。
 美少年・葉子がひたすらオッパイをぴちゃぴちゃと1頁にわたって舐めまわしたあと、今度はひろみと二人で乳首を舐めまわす。さらに2頁。連続で3頁の乳吸いはめったに聞かない。
 ひろみにしてもらうパイズリは2回あるが、さらに、1回目が3頁! 2回目も2頁! 非常に長まわしで満足できる。これが1995年に発売されていたという事実に驚いてしまう。「調教・M」という短編でも、ヒロインの乳首が1頁近くにわたってくりくりと責められ、しゃぶられている。他の短編では、挿入中の乳揉みもある。発売して12年になるが、いまだに絶版にならずにいるという事実が、『九連宝燈』のレベルの高さを示している。実に惜しい人を亡くしたものだ。
 九連宝灯
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