1996年作品。
Dといっても、菊地秀行の『吸血鬼ハンターD』とはまったくの無関係。勿論、黒いマントに黒い帽子のキャラクターは登場しない。むしろ、DカップのD、Desire(欲望)のDというところ。
絵柄は桂正和系。繊細にして緻密な線画。その細かさに思わず脊髄反射的に惹かれてしまう。
キャラクターは、非常に首が細いのが特徴。
そして肝心の乳シズムは、揉むときには思い切り指を食い込ませるし、乳首へのいじめも忘れてはいない。おまけに、でっかい乳房ごと乳首を引っ張ったりする。
ただし、数は多くない。
「乳揉み・乳吸い・乳首責め・パイズリなどの巨乳フェチプレイが、前戯においては連続2カット以上、挿入中においては1カット以上、乳揺れの場合は1カット以上描かれていた場合に、1回とカウントする」という基準で見た場合、
乳吸い3・乳揉み2・パイズリ1。合計、6。
「推奨ランク=巨乳フェチプレイ充実度」は、最低のCランク。オッパイ目当てで買ってはいけない……といっても、もはや中古以外では手に入れられまい。
ボリュームも、Fカップあたりが最大で、その上のIカップレベル(爆乳)は描いてはいない。当時は巨乳作品としては比較的いい作品に思えたのだが、発売して十年以上経ってからカウントし直すと、印象が違うことに気づく。印象論でのレビューがいかに不正確かということだ。
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